トレンドライン

日経先物取引の説明

トレンドラインとは、日経225先物取引のチャートを見て、値動きを示す「足」の山や谷をそれぞれ結んで線を引いたものです。

 

終値の動きを示す平均線とは違い、自分がこれと思った基準で線が引けるので、より効果的なデータに変える事ができます。

 

例えば、ここ数日の終値を目安にトレンドラインを引く事で、何か大きな変化がない限り、しばらくはそのラインに沿って終値が動くことが予想できます。
また、上値や下値で線を引くのも有効です。

 

現在の値が、このトレンドラインをどんな形で抜けてくるのかが、次のトレンドを見極める鍵となる場合もあります。

下値のトレンドラインと上値のトレンドライン

例えば、しばらくの間、上値が一定のトレンドラインを超えることなく推移しているものの、トレンド自体は上昇傾向にある場合。

 

下値のトレンドラインと上値のトレンドラインが、狭まってくるチャートができ上るはずです。

 

もし、上値が今までのトレンドラインを突き破ってくるようなら、次の上昇トレンドのスタートかもしれません。

 

投資家たちはさらなる上昇を予測して買いを入れるか、頭打ちになる可能性を心配して売り建ててくるかもしれません。

 

また、ずっと上昇トレンドにあったものの、下値がトレンドラインを割り込む動きが目立ち始めたら、それは上昇トレンドの終了を意味しているかもしれません。

 

やがて相場自体に勢いがなくなり、下降トレンドに入る可能性があります。

 

このように、トレンドラインは日経225先物取引の値動きを予測するのに、格好の材料となるのです。