相場のリズムに自分を合わせること

日経先物取引の説明

日経225先物取引が難しいのは、相場が必ずしも自分の思い通りには動かないと言う点です。

 

むしろ、自分の思い通りに動く相場など、まずないと考えた方がいいでしょう。

 

日経225先物取引の相場は、多くの投資家の思惑を受けて動いています。

 

相当の資金力でもない限り、個人の力で相場を動かすことなど不可能です。

 

大切なのは、相場の流れやリズムに自分の方から合わせて行く姿勢になります。

 

相場のリズムとは、例えばその日の値動きが50円程度の幅なのか、数百円規模の幅なのか、と言う点です。

売買スピード

また、売り買いのスピードもリズムのひとつです。

 

値動き自体は細かくても、活発に取引が行われている局面では、自分もポジションを素早く動かして行かないと、適切なタイミングでの売買を逃してしまいます。

 

また、一度リズムが狂ってしまうと、その後の取引にも悪影響が出ます。

 

相場の波に乗れなくなると、トレンドの見通し自体はできているのに、なかなか利益を出せなくなり、ストレスがたまってしまいます。

 

途中で上手く自分のリズムを修正できれば問題ありませんが、どうしてもリズムが合わない時、流れに乗れない時は、ポジションを一部手じまいする、あるいは取引自体をいったん休憩する、などの方法も有効です。

 

一部のポジションだけでも利益確定できていれば、資金的にも心理的にも余裕ができます。

 

また、相場は毎日開いているのですから、ちょっと休んだ所でそれほど悪影響もありません。