少ない証拠金でレバレッジ効果

日経先物取引の説明

先ほどは、日経225先物取引の
ハイリスク」についてご説明しました。

 

それでは逆に、
「ハイリターン」について見て行きましょう。

 

先物取引で
よく聞く言葉に「レバレッジ」があります。

レバレッジとは、先物取引などの経済活動において、
少ない資本金で大きな資産運用を行って利益率を高めることを言います。

 

レバレッジが低い取引は、自己資金が多く
必要な割に収益は少なくなりますが、その分リスク幅も狭くてすみます。

 

逆にレバレッジが高い取引は、
少ない自己資金で大きな収益を得ることが出来ますが、リスク幅も広くなります。

個人投資家に高い人気を得ている理由

日経225先物取引は、レバレッジが非常に高い取引になります。

 

日経225先物取引が個人投資家にも高い人気を得ている理由が、
少ない証拠金で大きな取引を行える点です。

 

一般に、証券会社が定めている必要証拠金の20〜30倍の取引を行う事が可能です。

 

一般的な株取引では、手持ちの資金以上の取引を行う事はできません。
このため、資金力に乏しい個人投資家では、一度の取引で
大きな利益を得る事が非常に難しくなっています。

 

一方、日経225先物取引では、証拠金を大幅に上回る金額を動かす事ができるため、
得られるリターンもそれだけ大きくなります。

 

例えば、1万円で買い建てた商品が、10円値動きすれば、そこには1万円の利益が発生します。

 

日経225は1日で100円値動きする事もざらですから、そうすると10万円の利益。

 

たとえ証拠金として100万円が必要だったとしても、
相当な利益になることが、お分かり頂けると思います。