海外の動きも注意
日経225先物取引で利益をあげるには、日本の経済情勢、相場の動きだけでなく、海外の動きも注意しなければなりません。
海外の動きとは、世界的な経済情勢やニュース、為替の動向はもちろん、世界中に資金を分散投資している投資家のヘッジファンド、それから、日経225先物が上場されているシンガポールとシカゴの相場の動きなど、多岐に渡ります。
寄り付き前外人動向
そこで、多くの投資家たちは、その日の相場が寄り付く前に、様々なデータをチェックし、分析しているのですが、その中の一つに、寄り付き前外人動向があります。
これは、外資系の投資グループ13社、あるいはそれ以上の会社のデータを分析して、売りにシフトしているのか買いにシフトしているのか、などを確かめておく事です。
売り買いのシフトは、株数ベースと金額ベースの両方で確認します。
値の安い株を大量に売り、値嵩の株を買っていた場合は、株数ベースでは売り越し、金額ベースでは買い越しとなる時もあるからです。
また、どのような業種の株を売買しているかも重要なチェック項目です。
金融系の株が多く取り引きされている場合は、相場自体の値動きも堅調になりやすいものです。
さらには、米国系と欧州系で動きが違うか、などにも注目が集まります。
少しずつではありますが、アジア系の投資ファンドも影響力を強めていますから、すべてをチェックしようと思ったらきりがないかも知れません。
しかし、手持ちのデータの量は、そのまま勝ち負けに繋がりますから、チェックしておいて損はないでしょう。