市場の3種類の動き

日経先物取引の説明

市場は、大きく分けると上昇トレンド、下降トレンド、横ばいの3種類の動きをします。

 

基本的に市場は小さな上昇や下落を繰り返しながら、長期的に見るとトレンドに沿った一定の方向に進みます。

 

市場が動く要因には、経済動向、政治動向、金利、為替、要人発言など様々なものが挙げられますが、実際に市場の価格を決めているのは投資家で、これらの要因を受けて投資家が「買い」とするか「売り」とするかで価格が変動します。

 

多くの投資家が
「買い」と判断すれば価格が上昇し、「売り」と判断すれば下落します。

 

大口の取引が持ち込まれた時に、同時もしくは先回りして
同方向のポジションを造ることができれば、確実な収益が見込むことが出来ます。

投資力を高める

ところが市場では、
別の目的を持って時に短い期間で大きく価格が変動する局面があります。

 

こうした大きな動きは大口の買い、または売りによって作られている事が多く、
通常とは違う注文を見せる事で他の投資家をかく乱させ、利益を得る目的があります。

 

確かに、大口の需給は短期的には相場を作る事が可能です。
しかし、他の投資家に作戦が見破られてしまうと
逆に不利となり、一気に敗北へと追い込まれ、市場から撤退します。

 

資金が豊富にあれば、一時的に相場を動かして自分に有利な取引を行うことも可能ですが、長期的に利益を得るためには、やはり自分の投資力を高めて行くしかないのです。

 

投資力とは、
資本力とは違い日々の努力によって誰もが身に付けることの出来る力なのです。