注文方法

日経先物取引の説明

ではまず、売買のための基礎知識として、注文方法について説明します。

 

新規注文とは、新たに「買い」または
「売り」の注文を出すことを言います。

 

返済注文とは、現在持っている買いポジションを売る、売りポジションを買うなどの反対売買を行って決済するための注文を言います。

 

証券会社に口座を開設し、証拠金を差し入れたら、さっそく注文を出してみます。
この時、現在の日経225先物の価格に対して、これから上がると思えば買い、
下がると思えば売りの新規注文を出します。

 

新規の買い注文が約定すると「買いポジション」を、
売り注文が約定すると「売りポジション」を、約定した枚数保有することになります。

柔軟な注文方法の日経225先物取引

現物株取引では、上昇傾向になる時に安く買って、予測通りに上昇した時に高く売り利益を出しますが、無形の金融商品である日経225先物では、新規注文で買いも売りも出すことができます。

 

ところで、ただポジションを持っているだけでは、当然ながら損益は発生しません。
また、先物取引では指定された期日になると自動で決済が行われてしまうため、通常はそれより前に自分で決済注文を出す事になります。

 

買いポジションを持っていれば売り注文が、売りポジションを持っていれば買い注文が約定する事で決済となります。

 

買いポジションの利益は、「安い時に買って、高い時に転売する」ことで、売りポジションの利益は「高い時に売った株価を、安くなった時に買い戻す」ことで発生します。

 

決済の結果、証拠金が不足しない限りは1日何度でも取引が可能ですが、
証拠金が不足した場合には、追加入金をするまで取引は行えません。