日経225先物取引とは?

日経先物取引の説明

日経225先物取引とは、日本取引所グループに上場されている商品で、未来の日経平均株価指数を予測し、売買を行うものです。

 

個人でも少ないコストで簡単に投資できるネット証券が普及した事に加え、日経平均そのものを売買する分かりやすさも手伝って、人気が高まっています。

日経225先物取引概要

日経225先物では、
最低取引単位となる1枚の売買代金は、日経平均株価の1000倍となります。

 

日経225先物が1枚1万円の時、実際の運用資金は1000万円となりますが、1000万円の自己資金を用意する必要がなく、担保となる証拠金を預けることで取引に参加することができます。

 

元手となる証拠金は、
日本取引所グループが指定する基準を元に、各証券会社が決定します。

 

取引時間帯は、日中取引は通常の株取引と
ほぼ同じですが、ナイト・セッションと呼ばれる夜間取引があるのが特徴です。

 

株価指数先物取引にはこの他に、「TOPIX先物取引」「JGB先物取引」などがありますが、日経225先物取引はその中でも特に出来高が大きく、
流動性も高い人気商品と言われています。

 

また、大阪証券取引所以外でも、シンガポールとアメリカ・シカゴで上場されています。

 

アメリカでは日経225先物のドル建て商品も取引されており、
シンガポール市場では日経225miniも上場されています。

 

時差の関係から、こちらの値動きが翌日の大証に影響を与える事も少なくありません。

 

さらに人気が増す要因として、平成18年に従来の十分の一の資金で
取引することができる「日経225mini」がスタートした事も、忘れてはいけません。