個人投資家で盛り上がる日経225先物取引

225mini ラージ

日経225先物が上場したばかりの頃は、まだデリバティブ(派生商品)という言葉自体が、あまり知られてない時代でした。

 

機関投資家にしても先物は未知の世界。

 

取引時間中のほとんどの時間が「日経225先物」は買い気配や売り気配のままで、値が付いていない時間の方が多かったのです。

 

流動性の面で非常に問題のあった商品で、参加者が非常に限られるプロの世界でした。

 

それが今や、ネット証券を使うことによって、ごく普通の個人までもが「日経225先物取引」や、国内や海外のFX業者からを手軽に売買できるようになり、市場における個人のシェアも10%を超えてきています。

 

個人が使うハードウェアの面でもかなり進化して、手数料コストの面でも差は感じられません。

 

日経225先物1枚で10円(ワンティック)抜くだけで、1万円 の利益が出てしまうのです。

 

数ヶ月で数百万円を数億にした人もいる一方で、よく理解していないまま参入してきて、現物株と同じやり方でバイ・アンド・ホールド(長期保有)し、あっという間に大きな損を出して消えていく人が多いのも事実です。

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このサイトのテーマは、「日経225先物取引」の基礎と行う上でのチェックポイントと「日経225先物取引取扱証券会社」の紹介です。

 

初心者の方は、まずは「日経225先物取引」の1/10の資金で取引できる日経225miniなどから売買を始めて、ルールや日経225先物の値動きになれていただくのがよろしいかと思います。

 

さて、個人投資家の中には日経225先物取引をしているうちに、売りと買いの両建てをする方がいます。

 

両建てをすることは手数料の面 からも損であり、意味がない行為であると言えます。

 

損切るべき所で躊躇なく切り、 利食うところでは欲を出さずにきっちり利益を確保して、一度両建てにして、後でまた考えるなどと思わないことです。

 

天井で売りたい、底で買いたいとは誰もが思うことですが、実際には誰にもできないことなのです。

 

完璧主義の人も取引には向いていないと思います。
プロでさえ良くて60%の勝率、普通は55%程度の勝率でしょう。

 

現役ディーラーで、先物の売買だけで一日に何千枚もの売買をこなし、勝ちつづけている人も中にはいますが、そういう人はごく一部なのです。

 

負けを甘受し、ひとつひとつの勝負にこだわりを持たない。
最後にいくら残すかが勝負なのです。

 

それでは、「日経225先物取引」について見ていきましょう。